ぼくはめちゃくちゃ古着が好きです。
だけど、「古着のどの辺が良いの?」と思われる方は多いでしょう。
ぼくにとっての古着の良さは…端的に言うと安くデザインが効いた服が手に入るから。
さて今回は「古着の魅力」についてのお話です。
CONTENTS
古着とは?
古着は「もともと他の誰かの服」
そもそも古着とは何かイマイチピンと来ていない方もいらっしゃるでしょう。
古着とは基本的に「前に他の誰かが所有していた服」の事です。
買ったはいいけどお金が無かったり飽きたりなど理由は様々でしょうが所有者のもとを離れた服…
主にそのようなものが「古着」としてお店に並ぶわけです。
古着って汚くないの?
古着というと「汚い」とか「ボロい」だとかのイメージを受ける方も多いでしょうが
それは前の所有者さんがどのように扱っていたか、古着屋で(ひいてはそこに辿り着くまで)どのように扱われているかなどに寄ります。
モノによってはボロボロだし、シミもついていたり。
しかし状態が良いものも多く、中には新品とあまり遜色がないものもあります。
状態はそれぞれ。それが古着です。
人によってはどうしても「気持ち悪い」と感じるかも知れませんし、別にそう感じるのであれば古着を買う必要はありません。
しかし、もしネガティブな印象を抱かないのであれば
古着は非常に便利なもので古着を知ると途端にファッションが広がると思います。
ボロい=ダサいでは決してない
ただ誤解してほしくはないのが「ボロボロだったり色落ちしている=ファッションアイテムとして質が低い」わけではないということ。
穴が開くぐらいボロボロの服だって、色褪せている服だって使い方によってはめちゃくちゃカッコよくなります。
人によっては自分で穴を開けたり太陽光にさらして色褪せさせたり…洗濯しまくってくたくたにすることを好むなど
むしろ少しボロいくらいの服を好む方もいます。(ぼくもそうです)
ただ、じゃあ全身ボロボロでもいいのかというとそんなこともなくて…(それが好きならそんなの気にする必要ないですが)
客観的にオシャレだと思われるには「人に理解される」ように着る必要があります。
そのやり方は後述します。
古着の魅力とは
古着の魅力その1 : デザイン性が高いものが手に入る
出典 : http://newyorkjoeexchange.blogspot.com/search?updated-max=2021-02-11T20:03:00%2B09:00&max-results=10
古着の魅力としてまず挙げられるのは、「デザイン性が高いものが手に入る」ということです。
古着というとトレーナーだとかラルフローレンのシャツだとか、割と”ベーシック寄り”のものが人気なような気はしますが
個人的には、古着だからこそ少し個性的なアイテムを狙ってみるのもいいのかなと思います。
別に「誰が着るんだよ」レベルのものをいきなり買う必要はありませんが
ちょっとだけデザインが効いているものも試してみてください。
個性が強いアイテムでも着る方法はありますし(詳しくは下の方で!)
そういうノウハウが身に着けば一気に古着は便利なものになります。
古着の魅力その2 : 価格
次にあげられる古着の魅力と言えば、価格でしょう。
一概に「古着は安い」というと誤解が生まれますが…
正確には「安くて良質なものもある」ということです。
で、基本的には古着というのは状態が良いものは高めに、そうでないものは安めに価格設定がされます。
ですがちゃんと探せば安くてかつアイテムとして良質なものが手に入ります。
で、古着屋というのは
・個人から買い取るリサイクル系(Treasure FactoryやKindal、Mode-Offなど)
・非個人から仕入れて厳選して少量を売る系
・非個人から仕入れて厳選はそこそこに大量に売る系
という種類に分かれてて(あくまで一消費者からの目線ですが)
特に ・海外から仕入れて厳選はそこそこにたくさん売る系 では安いものが大量にエイヤーッとばかりに置かれているので
良品を探し出すのにはなかなか苦労しますが、その分良いものを見つけた時のリターンは大きいと思います。
ちゃんと探せばブランドがついた状態のいいものが3000円で手に入ります。
探せば3000円にも満たない低価格でデザイン性が高いものが手に入る。
それが古着の最大の良さだと思います。
古着の魅力その3 : 被らない
古着は一点モノとよく言われます。
正確には同じ型のものは世界のどこかにはあるでしょうが
基本的には販売時期がバラバラなのでまず被らないでしょう。
(ブランド品を買い取る所で、今シーズンの古着を買うと被るかも)
UNIQLOとかだと定番品はずっと売ってたりするので場合によっては被っちゃいますが
古着であればそんなことはないはずです。
ただよくあるHARDROCK CAFEのトレーナーとかBURBERRYのトレンチなど
古着として定番で人気があるものは似たようなものが継続的に売られているのでぱっと見の印象は比較的被るかも。
しかし、それでも細かなディテールが異なったり状態が異なったりと
細部まで同じという意味で被るのはまずありえないはずです。
個性的な服を取り入れるには?
古着だと、デザインがかなり効いていたり色使いが激しかったり、ボロボロであったりと
ある意味”個性的”なアイテムを低価格で手に入れることができますが…
そのような”個性的”なアイテムを取り入れて、かつ他人から見てオシャレだと思われるにはどうすればいいのでしょうか。
イメージを混ぜる?
人からオシャレだと思われるには、人から理解できる形で表現する必要があります。
例えば全身ボロボロであったら「浮浪者」というイメージになるし(浮浪者は何も悪くないですが人からオシャレだとは思われにくい)
あまりにも色使いが激しいと「ただ派手」だというイメージになりやすいです。
好きであればそんなこと気にしないで好きな服を着ていてもいいんですが…
あくまで他人から見て「オシャレ」にするには
違ったイメージを持つ服をミックスするのが定石です。
ボロボロの服であったら「浮浪者のイメージ」から遠そうな…そうですね例えばスーツや綺麗な革靴を合わせるとか
派手な服であったら他の部分はシンプルにするとか
やりすぎにならないように調整するのがいいでしょう。
例えばこのコーデでは、それなりに派手なカーディガンを着るために
他の部分はごく普通のスーツとシャツ、スラックス(スーツのズボン)にスニーカーにしています。
詳しくはコーディネート解説のこちらの記事でお話していますが
このように異なったイメージを混ぜて1つのイメージに寄りすぎないようにするのが定石だとぼくは思っています。
いろいろ混ぜるのがファッションの楽しさでもあって自由さでもあって、
それを究極に普遍化したのが「キレイめとカジュアルのバランス」だと思います。
古着の入門にオススメの古着屋は?
ついでに、古着の入門にぼくがオススメしたい古着屋をご紹介させていただきます。
なお、ぼくは都内在住なので都内のものになります…すみません。
ぼくがぜひオススメしたい古着屋は「New York Joe」という古着屋です。
ニューヨークジョーと読みます。
※公式HP
http://newyorkjoeexchange.com/
ニューヨークジョー、下北沢の店舗は有名なのですが渋谷と吉祥寺にもあって実は3店舗あります。
物量はかなり多い方ですが、きちんと探せば掘り出し物があります。
ぼくはいつもメンズは全部、ウィメンズは一応目を通すくらいは探します。
狙い目は靴やバッグ、帽子などの小物です。掘り出し物が多め。
古着を探すときに見るポイント
またついでですが、膨大な量の服から探すときに気を付けてほしいポイントもお話します。
まあ要するに慣れではあるんですが…それでもコツはあります。
あくまでぼくの場合ですが
①サイズ感
自分がやりたいシルエットにあったアイテムか?
また、気に入らないシルエットであればお直しに出したときに修正できるか?
その代金を払う価値はあるか?
シルエットについて
②素材感
ポリだとか素材の名前に気を付けるという意味ではなく、あくまで見た目。
ぼくはあんまり気にしませんが、定石としては素材に高級感があるかに気を付けると探しやすいかも。
③他の古着屋でもっと安い価格で買えないか
相場は慣れないと分からないですが…。
他の古着屋でも似たようなアイテムをもっと安い価格で手に入るのであればそこで買う必要性は薄め。
④使い方が想像できるか
これは古着に限らないですが
買った後の使い方が想像できるかも気にする必要があると思います。
自分が持っているアイテムとどう合わせるか、使い方を想定せずに買うと結局使わないみたいなことが起こりやすいと思ってます。
⑤古着で買う価値が高いか
例えばただの白のTシャツであればもしかしたらユニクロでもいいかもしれません。
ユニクロではないようなサイズ感(例えば死ぬほどデカいとか)だとか、色であったら古着で買う価値は高いとは思いますが
普通のサイズ感で綺麗な白Tだったらユニクロの方がコスパは良い場合があると思います。
古着で買う価値が高いアイテムの特徴は…個人的にですが
・色使いが特殊
・デザインが特殊(他では見ないようなデザインかということ)
・サイズ感が特殊(ファストファッションでは再現できないか)
・色落ちやダメージ、素材がぼろくてテロテロなどの特有の雰囲気がある
などでしょうか。
それぞれ人によって気にするポイントは違うとは思いますが、あくまでぼくはこのようなことを気にすることが多いです。
終わり
以上、古着の魅力と探し方についてのお話でした。
・デザイン性が高いアイテムが低価格で手に入る
のがぼくにとって最大の古着の魅力です。
「こんなものは着ない」とやめてしまうのではなく、なんにでも挑戦してみると新しい発見があると思います。
新しいアイテムへの挑戦が低価格で出来るのが古着の魅力であって
それを断る理由がただ「着ないだろう」だけだともしかしたらもったいないかもしれません。
古着の世界を知ると一気にコスパ良い選択肢が増えるので、抵抗がなければぜひ試してみるのがオススメです!
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服の着こなし方、オススメアイテム、賢い買い物の仕方、内面についてなどなど。
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