綺麗ごとを言っても仕方ないので正直に言いましょう。
客観的にカッコいいと思ってもらうには、『顔に気を遣うこと』が大切です。
ネットでさんざん言われている「イケメンは服が似合う」は事実です。
でも、これだけは言いたいんですが。
「ファッションは顔」っていうのはファッションを諦める理由にはならないんですよ。
…確かにイケメンなほうが服は似合いやすい。
ネット上でも同じコーディネートで顔を入れ替えて「ほらイケメンじゃないと似合わないじゃん」みたいなのを見かけます。
じゃあ『ファッションはイケメンだけのもの』『ブサイクはオシャレしても無駄』かというと断じてそうではない。
体型と同じで顔だって誤魔化すことができるから。
ところがネット上だと体型の誤魔化し方は載っていますが顔の誤魔化しかた、服への似合わせ方はあんまり載っていない。
多分これが繊細なトピックだというのがあるんでしょうが…。今回はこのトピックについて。
ということで今回は「顔とファッションの関係」についての話になります。
CONTENTS
ファッションと顔の関係について
オシャレだと思われたいなら『顔』にも気を使わないといけない
今の時代、インスタグラムなどでファッションスナップを見るとカッコいい方がたくさん出てきます。
「お!このコーディネートカッコいいじゃん!」と真似して、その人と同じくらいカッコよくなれるか?
なかなかなれない。
ただ服だけ真似しても「なんか違う…」となることも多い。
コーデの細部まで再現できていないというのもあると思うのですが…実は顔が原因だったりもします。
顔は情報が集中していて目立つ
人と会うとき、初めにどこを見ますか?顔でしょ?
顔には、「その人が誰か」についての情報がたっぷり詰まっているんです。
人は自分が誰かを隠したいときに仮面をかぶるけど、手や足を覆ったりはしません。
だって手を隠しても顔が隠されていなかったら、自分を隠したことにはならないから。
人は顔と服を見比べる
服にも『その人がどんな人か』という情報が詰まっていますが、顔にもそれと同じかそれ以上の情報がある。
全身の面積的には顔は小さいけれど、情報量的には首から下と同じかむしろ多いくらい。
『どんな服を着ているか』も大事だけど、『誰が着ているか』も重要です。
人は奇抜な服装をした人を見た時に、驚いたように顔とその服装を見比べます。まるで『服と顔が釣り合っているか』を確認したいかのようにです。
「服が似合わない」という違和感の正体
そうして服と顔を見比べた時。服の印象と顔の印象を見比べて、顔のほうが弱いと…
「顔が服に釣り合っていない」という印象が生まれて「服に着られている」という評価になります。
これが「服が似合わない」という違和感を生み出す大きな理由です。
派手で攻めた服装であるほど、『服に着られている』となりやすい。
イケメンは服が似合いやすい理由
冒頭に書いた通り、イケメンは服が似合いやすいです。
なぜなら、イケメンの方はもともと顔の印象が強いから。
じゃあブサイクにファッションは無理なのか?そんなことは決してない。
なぜなら、顔の印象を強くする方法は「イケメン」だけじゃないからです。
もちろん、イケメンの方はそうじゃない方に比べアドバンテージがあります。
が、あくまでアドバンテージはアドバンテージ。ちょっとスタート地点が違うだけです。
工夫して、努力すればどうにかなります。
それを努力しているのが、ほとんどの女の子です。だから服が似合っていてオシャレな女の子は多い。
今や『着飾る』はみんなの文化であり、権利です。だけど文化としての経験値が少ないから、男性は顔をスルーして服ばかり気をつかう。
ファッションのための顔作り
顔を強くする方法その1 髪型
じゃあどうやって顔を強くするの、という話に進みます。
まず顔を強くする基本は、髪型です。
髪型は本当に大事だと思います。
で、ここを誤解してほしくないのが…
ファッション的に強い髪型と、一般ウケが良い髪型は違うということ。
例を挙げると、とても強い髪型の代表はロン毛、コーンロウ、スキンヘッドです。
出典 : nss Magazine
逆にマッシュは一般受けはいいですが、ファッション的に強いかというとそんなに強くはないかな~と個人的には思います。
きちんと似合っていれば決して弱くはないけど。
基本的には過激であるほど顔は強くなりますのでこうなっちゃうんです。
強い顔と万人受けする顔は違う。ひとまずここだけは誤解しないでください。
で、流石にスキンヘッドにして顔面にタトゥーを入れたい人はそうそういないと思うので…
バランスが取れていてオススメなのは無難にセンターパートにしてパーマをかけるなどですね。
個人的にはおでこが出る長めの髪型がおすすめです。
長めだと顔も隠せますし。
んま、ぼくは美容師でも何でもないファッションがただ好きな人なので…
詳しくは美容師さんときちんと相談をして下さい。
ファッションに合わせて髪型を提案してくれる美容師さんが良いと思います。
髪型もちゃんとお金をかけたほうがいいですよ、て話です。
髪型は似合う似合わないが本当にあるので、いろいろ挑戦してみましょう。
顔を強くする方法その2 顔を隠す
髪型以外にも、顔を強くする方法があります。
顔を隠すんです。
具体的には、サングラスをかける。
出典 : POPSUGAR
ぼくは鼻から下がブサイクなのでとても実感しているんですが、マスクをすると顔が盛れるじゃないですか。
隠れている部分は脳内でいい感じに補正されるんですよね。
それと似たようなことをサングラスでもするんです。
で、サングラスはマスクよりも顔を強くする効果が強いです。
なぜかというと、表情を隠せるから。
「人間らしさ」を隠すということ
これは完全に持論なんですが、顔が強い人の共通点として
・怖くて話しかけにくい
てのがあります。
出典 : THE FACE
なんで話しかけにくいのかなというと「人間らしさ」が薄いから。
例えばトップレベルで顔が強い方は、笑ったりご飯を食べたりなど人間らしいことをしている姿が想像しにくい、てのをごく個人的にですが思うんです。
で、なんでこの話をしたかっていうと…
この人間らしさっていうのをサングラスは隠してくれるんです。
サングラスをかけるとどこが隠れるかっていうと…目ですよね。
あと、眉毛。
目と眉毛って、顔の中でもトップレベルに表情が出る場所なんですよ。
…昔日本にいた麻呂ってご存じですか?
あの眉が特徴的なアレ。
この特徴的な眉、実は表情を悟らせないという目的があったという説があるんです。
本当の眉毛をそってその上に点を描いていたんだけど、それは表情が出る眉毛を隠すためなんじゃないか説。
で、こんな感じで眉毛っていうのは目と同じで表情が出る場所なんですが…。
サングラスでも表情=人間らしさを隠せるので結果的に顔を強くできるんです。
(ちなみに表情を始めとする人間らしさを隠すことをぼくは密かに「非人間性を出す」って呼んでいます。「非人間性」についてはまた別の記事で詳しく書きますね。)
「サングラス似合わないんだよな~」という方も、表情が出る眉まで覆うやつなら似合うかも知れませんので一回試してみてください。
試着しまくって、ファッションが分かる方や店員さんがいればその方に見てもらうと良いものが選びやすいと思います。
まとめ
以上、イケメンよりも服が似合う男になるために
・髪型
・顔を隠す
ということをまず意識してみましょう。
いくらイケメンとはいえ、上記の事まで意識できている方は少ないです。
イケメンでなくとも、ブサイクでもイケメンよりもカッコよくなることは可能です。
終わり
今回の記事では、『』