オールブラックはカッコいい。『黒の魅力』に取りつかれたメンズは多いはず。
しかし、黒はつぶれて見える色で『地味』になりやすく、差別化が難しくもある。
今回は『地味がちな『オールブラック』を今年らしく、最高の着こなし集【2021メンズ秋】』をテーマに、着こなし解説をします。
オールブラックを誰よりもカッコよく今年らしく着こなすテク解説。
CONTENTS
オールブラックの魅力と難しさ
https://www.thetrendspotter.net/best-street-style-paris-mens-fashion-week-s-s-2020/
黒ってカッコいい。
黒の魅力に取りつかれて、「黒しか着ない」という方は多いはず。
だけどオールブラックをする人が多い故に、『ただ黒いだけ』では上手く差別化できないのも実のところ。
また、黒はキレイめな色。そのため全身を黒で固めると、どうしてもキレイめに寄りすぎて『キメすぎ』になる事もちらほら。
普段着として着るなら、程よくカジュアル要素を取り入れたほうがオシャレに見られやすい。
・『いかに差別化するか?』
・『いかに黒をカジュアルに崩すか?』
がオールブラックをうまく着こなすための課題です。
実際に写真を見たほうが早いので、さっそくファッションスナップを参考に着こなし解説をします。
『2021年らしく着こなすなら』という点も含めて解説します。
『オールブラック』を今年らしく着こなすコーデ集【2021】
1.オールブラックを『超オーバーサイズ』でカジュアルに
https://www.thetrendspotter.net/best-street-style-paris-mens-fashion-week-s-s-2020/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・8:2
- キレイめ・・・黒、セットアップ
- カジュアル・・・オーバーサイズ、カットソー、ボリューム感のある靴
- シルエット・・・ゆるいYラインシルエット
- 超オーバーサイズのアウター
- ゆるいパンツ、ボリューム感のある靴
お手本のコーディネート。
黒はドレスアップ感が強く『キレイめ』な色。そのため、どうしてもキレイめに寄りすぎることが多い。
つまり『黒のキメている感じをどう崩すか?』がオールブラックを攻略するカギ。
このスナップは思い切りオーバーサイズ、そのリラックス感で黒を崩しています。
同じ黒のセットアップでも、ジャストサイズで着るのとオーバーサイズで着るのとでも全く印象が違う。
トレンド的にもリラックスしたものが好まれるので、『オールブラックはオーバーサイズで崩す』は今の定石ですね。
2.小物で装飾を足し、『地味じゃない』オールブラックに
https://www.vogue.com/slideshow/tokyo-fashion-week-fall-2018-street-style/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・セットアップ、ポロシャツ
- カジュアル・・・オーバーサイズ、裾のクッション、スニーカー、ウエストバッグ、ベルト
- シルエット・・・ゆるいYラインシルエット
- オーバーサイズのアウター
- やや細めのパンツ、スニーカー
黒はつぶれて見える色ですが、どうしても地味な印象になりやすい。
地味な印象を払拭するには小物が活躍します。
ウエストバッグなどのカジュアルな印象がある小物であれば、黒を崩すのにも役立って一石二鳥。
この方も、オーバーサイズのリラックス感で崩していますね。
パンツの裾に溜まっているクッションも良いですね。テロっとした素材ならクッションが目立ちすぎない。
3.プラダの衝撃、注目したいMA-1
https://vogueguy.tumblr.com/post/114191280879
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・黒、細身のパンツ、細身の靴
- カジュアル・・・MA-1、ブーツ
- シルエット・・・Iラインシルエット
- 短丈ジャストのアウター
- 細身のパンツ、細い靴
MA-1はジップやポケットなどのディテールがあり、程よい装飾になります。
MA-1やブーツなどミリタリーぽい男臭さがありつつも、全体を細身で黒にして上品に。
顔の雰囲気ともぴったり合ってて超カッコいい。
トレンド感はそこまでないかも知れませんが、似合っていたら結局カッコいいですね。
https://www.fashionsnap.com/collection/prada/mens/2021aw/#lg=1&slide=26
PRADA 2021 AW
ラフシモンズが加入したプラダの2021AWコレクションではMA-1が発表されて…着てみましたが衝撃的にカッコよかった。
70万くらいでしたけど…一瞬友達と借金して買おうかと言う話になりました。一瞬。
個人的に、今年はMA-1をとびきりのオーバーサイズで着たいですね。
4.表情のあるレザー素材も装飾に
https://www.livingly.com/runway/London+Fashion+Week+Fall+2019/Margaret+Howell/M9nni1tlBvI
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・8:2
- キレイめ・・・黒、シャツ、レザー、スラックス、ブーツ
- カジュアル・・・ロールアップ、ムートンジャケット
- シルエット・・・Yラインシルエット
- 大きのアウター
- 細身のパンツをロールアップ、ハイカットの細い靴
レザーは表情がある素材なので、黒でも地味になりにくい。
ただ同時にキレイめな印象が強いので、しっかりカジュアルに崩す必要がありますが。
パンツのロールアップとハイカットのブーツは、どことなくワーク感のあるシルエットになりますね。
モデルなのでバチバチにキメてもカッコよくなりますが…
モデルじゃない我々が真似するのであれば中をTシャツにしたり、靴をカットのスニーカーにしたりがいいかも。
5.『Aラインシルエット』でアクセントに
https://www.fashionsnap.com/streetstyle/2018-12-02/111732/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・黒、ツヤのある生地、センタープレスのあるパンツ
- カジュアル・・・Tシャツ、緩いシルエット、ロールアップ
- シルエット・・・ゆるいAラインシルエット
- 短丈のトップス
- がっつり太いパンツ、スニーカー
黒はシルエットでアクセントを付けたい。
がっつり太めのパンツと短丈のトップスで綺麗なAラインシルエットになっています。
単純にする人が少ないので、Aラインシルエットなだけで差別化になります。
シルエットはがっつり太くてカジュアルな印象ですが、黒でツヤのある生地はキレイめで上品に。
スーツについているようなパンツの『センタープレス』も、キレイめな要素ですね。
あと顔がカッコいい。
『オールブラック』を今年らしく着こなそう
- 『いかに黒を崩すか?』『いかに差別化するか?』
- 『オーバーサイズのリラックス感でカジュアルに崩す』が今年のポイント
- 小物を取りいれたり、表情のある素材で装飾をプラス
以上「地味がちな『オールブラック』を今年らしく、最高の着こなし集【2021メンズ秋】」でした。
オールブラックはやっぱりカッコいい。
誰よりもカッコよく着こなして、秋のファッションを楽しもう。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
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