カジュアルな帽子であるキャップは、コーデの印象を調整するのに大活躍。
「ちょっとキレイめすぎるかな」という時は、キャップを被れば上手くカジュアルダウンできます。
帽子やサングラスなど、顔の小物は雰囲気を出すのにも一役買う。
服だけじゃなくて、顔の雰囲気にも気を遣うとグッと見え方が変わる。その点でもキャップは優秀です。
今回は『知らなきゃ損『キャップ』最高の着こなしスナップ集【2021秋メンズ】』。
最高の着こなしを参考に、キャップの使い方を解説。
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似合うキャップは”ツバ”が鍵。顔に合った選び方と、使いやすいモノの選び方【メンズ】
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CONTENTS
『キャップ』
1.ロングコート × キャップは必須の合わせ
https://helloobibok.tumblr.com/post/161698768045
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・5:5
- キレイめ・・・ロングコート、黒に近いネイビー、細身のパンツ
- カジュアル・・・キャップ、デニム、スニーカー、ナイロン生地
- シルエット・・・Yラインシルエット
- ロングコート
- 細身のパンツ、スニーカー
キャップは『カジュアル』な印象。
ということは「キレイめなアイテムに合わせて使う」が定石です。
キレイめなロングコートを、デニム・スニーカー・キャップで崩す。
色が多いですが、どれも青系なのでゴチャゴチャしすぎない。
『ロングコート×キャップ』はマストの合わせ。
今だとウールの重厚なコートにキャップとかだと一気に洒脱に見えるでしょう。
20代前半ならこれ位ラフでもいいですし、もう少し年齢が上の方は靴を革靴にしたりもう少しキレイめに寄せるとちょうど良いかも。
2.深く被ればグッと雰囲気が出る
https://www.instagram.com/p/B-gkppWjmQZ/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・5:5
- キレイめ・・・黒と白、襟、テーパードパンツ
- カジュアル・・・短丈アウター、キャップ、スニーカー
- シルエット・・・Oラインシルエット
- 大きめ短丈アウター
- やや太いテーパードパンツ、細身のスニーカー
深めに被って、顔を隠し雰囲気を出しつつカジュアルダウン。
ツバが丸いキャップは横から見た時に顔がよく隠れる。耳から下が細い人なら大抵何でもイケますし、丸顔の人はツバが広いものを選んでみましょう。
目元が隠れるとサングラスと似たような効果がありますね。表情が隠れ、一気に雰囲気が出ます。
シルエットは綺麗なOラインシルエット。大き目のトップスに、テーパードが効いたパンツに細身のスニーカーで足元にかけて絞っていくように。
左右で別々の靴を履いてますがいずれも白とネイビー、他のアイテムと色のリレーションが効いてる。変に浮かず、デタラメな着こなしになってません。
ちょっと歩きにくそうですけど、こう見るとイケてますね。
シンプルに見えながら遊びが効いた着こなしで、それをまとめるシルエット作りや顔の雰囲気が大事。
3.セットアップをキャップでカジュアルダウン
https://www.gq-magazine.co.uk/fashion/gallery/street-style-pitti-uomo-aw20
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ジャケット、タートルネック、スラックス、白
- カジュアル・・・キャップ、有彩色
- シルエット・・・(恐らく)Yラインシルエット
- ジャケット
- 細身のパンツ、靴不明
髪が長い人はこうやって後ろに流すとすっきりして見えますね。前髪がぼさっと出ていると顔の形が崩れて見えるので注意。特に横。
横に髪が出る人は、とりあえず後ろに流して耳に掛けるのが”ぽく”見えやすい。
『セットアップ×キャップ』は定番の合わせ。
今だとちょうどクラシックの流れがある。こんな感じで肩パッドが入ったジャケットにタートルネックを着て、スニーカーとキャップで崩すのが良さそう。
もっとラフに行くなら、中をプリントTにしても良い。
この感じだと靴は細身のスニーカー、VANSあたりだとシルエットが綺麗に見えるかも。
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4.クラシック調を「色+柄+キャップ」で崩す
https://www.fashionsnap.com/streetstyle/2017-03-28/87782/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ロングコート、シャツ、ネクタイ、スラックス
- カジュアル・・・有彩色と柄、キャップ、スニーカー、アンクル丈
- シルエット・・・Yラインシルエット
- ロングコート
- アンクル丈パンツ、スニーカー
シャツやネクタイ、コートやスラックスなど…あくまで『クラシック』を基盤において、それをキャップなどの小物や色と柄で崩したスタイル。
コートは大胆なチェックですが、柄自体に使用されている色は比較的落ち着いた色。
原色のチェックだとカジュアル感が強く難易度が上がりますが、彩度が低い色のチェックなら着こなしやすい。
他の部分で使っている色はどれもコートの色と『リレーション』している。映えるオレンジもコートのチェック柄に紛れてます。
そのおかげか使っている色が多いですがまとまりがある。
コートの身幅がそんなに広くないので、ちゃんとYラインが成立するように足首を出しているのも良いですね。
『色』を考える買い物テク
小物を買いそろえていくときは、色をある程度揃えて買うと着こなしやすいでしょう。
クローゼットにどんな服があるかを考えて、その色を拾っていくように買い物するのがコツ。色が絞られるので探す手間も省けます。
5.キレイめ過ぎる時はキャップを被ろう
https://www.wwdjapan.com/articles/971564
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ロングコート、黒
- カジュアル・・・キャップ、太いパンツ、ボリューム感のある靴、有彩色
- シルエット・・・ゆるいYラインシルエット
- 超ロング丈コート
- 太いパンツ、ボリューム感のある靴
たっぷり生地量があるロングコートに、太いパンツとボリューム感のある靴。
ほぼ黒でアイテムもキレイめなものが多いですが、リラックス感のおかげかキメている印象が無い。(黒=キレイめ、リラックス感=カジュアル)
ただまだ普段着としてはカジュアル感が足りないので、キャップを足してもう少しラフに。
黒ばかりで地味にならないように、薄ライムのニットをマフラーみたいに肩掛けしてます。首周りに高さがあると顔も小さく見えますね。
「ちょっとキレイめに寄りすぎかな」という時はキャップが大活躍。特にロングコートを着る機会が多い冬はどうしてもキメがちですから。
シルエットも綺麗。
太いパンツとボリューム感のある靴でも、これだけ丈が長いコートであれば自然とYラインシルエットになりますね。
ゆったりしたYラインはリラックスが好まれる今のトレンドにちょうど良い。
『キャップ』を上手く使って洒脱な印象に
- キャップは『カジュアル』な印象
- キレイめなアイテムと合わせるのが定石
- ロングコート
- ジャケット
- 「キレイめ過ぎた」時はキャップでカジュアルダウンしよう
- 深く被れば一気に雰囲気が出る
キャップはとても優秀。
ヘアセットする時間が無い時はさっと被ればいいし、顔の雰囲気もグッと出せる。
もっているけどイマイチ使い方が分からない方も、今まで取り入れたことが無い方も是非挑戦してみましょう。
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似合うキャップは”ツバ”が鍵。顔に合った選び方と、使いやすいモノの選び方【メンズ】
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最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
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