周りと差を付けたいのなら『カラーパンツ』に着目。
黒のボトムスが圧倒的に多いメンズファッションでは、下に色を取り入れるだけで格段に差別化できる。
今回は「圧倒的に差別化できる『カラーパンツ』のコーデ集【2021 メンズ】」です。
CONTENTS
カラーパンツとは?
https://www.fashionsnap.com/streetstyle/2017-10-14/94697/
カラーパンツとは、読んで字のごとく『色が入ったボトムス』を指します。形は問いませんがその多くはスラックス型。
ここでいう”色”というのは有彩色のこと。白はともかく…黒などの無彩色のパンツをカラーパンツとはまず呼びません。
カラーパンツの色というと、とりわけライムや赤、青など刺激が強い派手な色であることが多い。
”派手な色”がトレンド
あまりトレンドトレンド言うのは好きじゃないですが…カラーパンツは今注目したいボトムス。
https://www.vogue.com/fashion-shows/fall-2021-ready-to-wear/raf-simons/slideshow/collection
ラフ・シモンズ 2021冬コレクション
ファッション感度が高い人は既に取り入れています。あとウィメンズファッションでは多い。
後述しますが…メンズファッションのボトムスは黒が圧倒的に多いので、下で色を使うだけで大きく差別化できます。
カラーパンツの魅力

カラーパンツの魅力は、『下半身で色を取り入れられる』ということ。
トップスなど『上半身』で色を取り入れ、ボトムスはモノトーンか落ち着いた色…という場合がメンズファッションではほとんど。
その理由は「難易度が高いと思われがち」「そもそもモノトーン以外のボトムスがあまり売っていない」などでしょう。
はっきり言うと、カラーパンツの難易度は全く高くない。
あるとすれば「下で色を使うことに慣れなくてソワソワする」くらい。その壁を乗り越えられるかどうか。
カラーパンツは簡単に”ぽく”見える便利なボトムス
実際の難易度は高くないのに、着る人が少ないカラーパンツ。
つまりカラーパンツは『着こなしがそこまで難しくなくて、簡単に周りと差を付けられるボトムス』です。
ではカラーパンツを使ったファッションスナップを見ていきましょう。
『カラーパンツ』のメンズファッションスナップ
1.カラーパンツ × モノトーントップス
https://pausemag.co.uk/2017/09/street-style-london-fashion-week-part-2/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・3:7
- キレイめ・・・カットソー型トップス、ラインパンツ、スニーカー
- カジュアル・・・黒、細身のボトムス
- シルエット・・・(ややY寄りの)Iラインシルエット
- 少し大き目で、丈が短いトップス
- 細身のパンツ、ボリューム感の少ないスニーカー
まずは真似しやすいスタイルから。
『カラーパンツ』×『モノトーンのトップス』は真似しやすくオシャレに見えやすい。
これ、上下の色が反対だったらどうでしょう。ちょっとだけ”普通”な印象に寄ると思います。
トップスに色を使って、ボトムスは黒…というのはあまりにもありふれていますからね。
カラーパンツで下に色を使うだけで、ここまで”ぽく”見える。
下半身に色があるだけで差別化になるので、他はシンプルが普段着としてはちょうどいい。
日本人が真似するとしたら、トップスはシャツにするか靴を革靴にするくらいがちょうどいいかも。
他はシンプルにすると普段着としてちょうどいい
2.ジャケット × カラーパンツ
https://www.fashionsnap.com/streetstyle/2017-10-14/94697/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ジャケット、革靴、細めのパンツ、黒
- カジュアル・・・Tシャツ、緑、オーバーサイズ
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのトップス
- 細めのパンツ
死ぬほどオシャレなスナップ。撮影されたのが2017年とは思えない今に合ったトレンド感。
肩パットの入ったクラシックな印象のジャケットを思いっきり大きく着て、そこにカラーパンツ。
インナーが白Tなのも程よくカジュアル感があって良いですし、シルエットも物凄く綺麗。
真似したい完璧なスタイリング…。
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2021年トレンド、”クラシック”なジャケットの着こなし【メンズ】
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3.キルティング × ゆるカラーパンツ
https://www.fashionsnap.com/streetstyle/2017-10-14/94697/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・キルティングコート、タートルネック、細いつま先の靴
- カジュアル・・・オーバーサイズ、黄色
- シルエット・・・Yラインシルエット
- 超オーバーサイズのトップス
- ゆるめのパンツ
ラフ・シモンズの2021年冬コレクションから。
『ザ・オーバーサイズ』の極致のキルティングコートに緩いシルエットのカラーパンツを合わせる。
サイズ感やアイテム的にも、今まさに最高にカッコよく見えるスタイルです。(コレクションなので当然ですが)
トップスがしっかり大きければボトムスは緩めでもYラインシルエットが成立する。これくらいのバランスがちょうどいいですね。
4.カラーパンツ × ブラック : 無駄な色を減らす
https://www.vogue.com/slideshow/best-street-style-paris-fashion-week-spring-2021-ready-to-wear
左の男性に注目
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・シャツコート、革靴、黒、シワを付けないで履くボトムス
- カジュアル・・・太めのパンツ、オレンジ
- シルエット・・・Oラインシルエット
- 大き目のトップス
- 太めのパンツ、細めの靴
黒の上にオレンジの下を合わせたスタイル。
上の胸元にあるラフ・シモンズの『RS』ロゴとボトムスのオレンジ、その他それぞれ黒で色を揃えています。
アイテムをまたぎ色を揃える『リレーション』は、差別化しつつ無駄な色使いを減らすことでスタイルが洗練される重要テクニック。
出来る限り使う色数を減らし、無駄な色を取り入れないのはぜひ真似したいポイント。一気に変わります。
色数を減らし、無駄な色を取り入れない
5.暗めカラーパンツなら取り入れやすい
https://www.fashionsnap.com/collection/dairiku/2019-20aw/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・シャツ、スラックス、革靴など
- カジュアル・・・インナー、紫、オーバーサイズ、ボトムスのシワ(クッション)
- シルエット・・・Oラインシルエット
- 大き目のトップス
- 太めのパンツ、細めの靴
DAIRIKU 2019秋冬コレクションから。
80年代の雰囲気を強く感じるスタイルですが、サイズ感は緩めに現代らしい感じ。
暗めのカラーパンツなら馴染みのある黒に近いので取り入れやすい。
「明るい色はちょっとなあ」と言う方は暗めの色で。それでも十分差別化にはなります。
5.刺激の強いカラーパンツ × 可愛いトップス
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/60146/1045272
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・シャツ、ニット、アウター、スラックス、革靴
- カジュアル・・・チェック、緑、赤
- シルエット・・・Yラインシルエット
- 大き目のトップス
- やや太めのパンツ、細めの靴
NEON SIGN 2020秋冬コレクションから。
シャツやニット、スラックスや革靴などのキレイめなアイテムを柄や色で崩したスタイル。
可愛い感じのするチェックやチルデンニットに、刺激の強い攻撃的な赤。
色んなデザインが入っていますが、使っている色は「緑」「赤」「ベージュ」の3つに限られているのでゴチャゴチャしすぎてはいない。
これはコレクションなので派手めですが、普段着としてはもうちょっとデザインを抑えると取り入れやすいですね。
カラーパンツを安く手に入れるなら古着で

カラーパンツを安く手に入れるなら古着が圧倒的にオススメ。
派手な色のスラックスは探せばちゃんと数がありますし、トラックパンツも色が入ったものはある。
特にトラックパンツはそうですが…『緩め』を基準に選んでみましょう。
パツパツのトラックパンツはもう流行りすぎたので陳腐に見えやすい。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
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