ジャケットは一気にキレイめで大人っぽい印象に出来る便利なアウター。
キレイめなスタイルが好きな方は多く、メンズファッションでもジャケットを着る人は人気。
しかし人気な故に「普通のジャケット」ではなかなか差別化しにくく、とりわけオシャレだという評価を貰うことが難しい。
ただジャケットを着ているだけでは、脱量産型することが難しくなっています。
今回は、他の人とさらに差をつけるために『2021秋にしたい、”クラシック”なジャケットの着こなし方』を紹介。
CONTENTS
2021年トレンド、”クラシック”なジャケットを
https://www.vogue.com/slideshow/tokyo-fashion-week-fall-2018-street-style/
冒頭で述べたとおりに、ジャケットは人気なために着ている人が多い。WEARやインスタなどでもジャケットをよく見ます。
しかし着ている人が多いため、『普通』のものではとりわけ差別化が出来ない。
そんな中周りと差をつけるために、2021年は『クラシック』なジャケットを選んでみましょう。
”クラシック”が来ている
最近はブランドのコレクションでも、クラシックな着こなしが増えてきました。
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/68959/1192543
PRADA 2021-2022 A/W
今のトレンドを簡単に表すと『変化のあるクラシック』という感じ。
オシャレな人だともう取り入れていますが、これからクラシックスタイルはもっと増えるでしょう。
”クラシック”なジャケットとは
クラシックを取り入れるのに簡単なのはジャケット。
さて”クラシック”なジャケットとは何でしょうか?
https://cvcoltd.thebase.in/items/24178634
クラシックなジャケット
- ラペルが太い
- 肩パットが入っている
- ダブルブレスト(ボタンが2列)
この3つが大まかな特徴。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550182375534
モダンなジャケット
今着ている人が多い、『モダン』なジャケットと比べると違いがよく分かるはず。全て逆ですね。
3つの特徴を全て網羅している必要は全くありませんが、どれか1つはあるとクラシックな雰囲気が出やすくオススメ。
安く手に入れるなら古着を活用しよう
ジャケットを安く手に入れるなら古着がオススメ。
メルカリなどでも手に入ります。
「ダブルブレスト」「肩パット」「ピークドラペル」などのキーワードで調べてみましょう。
クラシックなジャケットを使ったファッションスナップ

クラシックなジャケットを普段着としてどう取り入れるか?
海外ファッションスナップを使って解説します。
1.お手本:クラシックなセットアップ + Tシャツ + スニーカー
https://www.vogue.com/slideshow/tokyo-fashion-week-fall-2018-street-style/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ジャケット、スラックス、落ち着いた色
- カジュアル・・・Tシャツ、スニーカー
- シルエット・・・Oラインシルエット
- オーバーサイズのアウター、太めのパンツ
- 足首部分が細い靴
お手本かつファッショナブルなコーデ。
クラシックなジャケットのセットアップに、Tシャツとスニーカーを合わせてカジュアル要素を取り入れる。
シャツと革靴を合わせると普段着としてはキレイめに寄りすぎてしまうので、これくらいのバランスが良いですね。
ジャケットのサイズ感も程よく緩く、リラックスが好まれる今に最適です。
2.クラシックジャケット + スウェットパンツ
https://www.vogue.com/fashion-shows/spring-2021-menswear/fear-of-god/slideshow/collection
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・ジャケット、白
- カジュアル・・・カットソー、スウェットパンツ、スリッポン
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのアウター
- 細身のパンツ、(つま先や甲など)細い靴
カリフォルニアの伝説的ブランド、Fear of God(フィアオブゴッド)のルックから。
肩パット入りとピークドラペルのジャケットに、緩いスウェットパンツで一気にカジュアルに崩す。
ジャケット×スウェットパンツは個人的にオススメの合わせ方。
https://www.order-suits.com/design/jacket/lapel/piiku.html
ピークドラペル⇒クラシックな印象
https://www.tailor-fukuoka.com/blog/columns/2016/
ノッチドラペル⇒モダンな印象
H&Mのスウェットパンツ
https://www2.hm.com/ja_jp/productpage.0909924012.html
◆H&M 『コットンスウェットパンツ』
¥2,499
オンラインサイト
スウェットパンツはH&Mが安くてオススメ。ちょっとチープなものもありますが、普通に使えるレベル。
3.ジャケット + アンクル丈 + ハイカットスニーカー
https://www.machomoda.com.br/2019/10/como-descobrir-o-seu-estilo-pessoal.html
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・ジャケット、スラックス、黒
- カジュアル・・・大きく開いたクルーネックTシャツ、スニーカー
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのアウター
- アンクル丈のボトムス、細い靴
ジャケットにアンクル丈のパンツを合わせ、そこにハイカットスニーカーで足首部分を出す。
物凄く綺麗なYラインシルエット。
上下共に同じ色にすれば、腰の位置が分からなくなり脚が長く見えます。
またパンツの広がった裾との対比で足首が細く見え、結果脚全体が細く感じられる。
4.ジャケット + キャップ + Tシャツ + デニム
https://hypebeast.com/jp/2020/8/fear-of-god-7th-collection-lookbook
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・4:6
- キレイめ・・・ジャケット、靴
- カジュアル・・・キャップ、Tシャツ、デニム
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのアウター
- アンクル丈のボトムス、細い靴
キャップ、Tシャツ、デニムとカジュアルなアイテムが多いですが、クラシックなジャケット1つでだらしなくないスタイルに。
クラシックなジャケットは相当キレイめな印象が強いので、他はこれくらいカジュアルな方がむしろ丁度良い。
シルエットをきちんと整えれば、カジュアル寄りでも全く子供っぽくは見えない。
細身のデニムの履き方にも注目。サイズ感を緩めに、履く位置を下げて腰パンしています。これくらいのリラックス感が今はちょうど良い。
5.オールブラック、サイズ感で一気にカジュアルに崩す
https://www.thetrendspotter.net/best-street-style-paris-mens-fashion-week-s-s-2020/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ジャケット、スラックス、革靴、黒
- カジュアル・・・カットソー、オーバーサイズ
- シルエット・・・緩いYラインシルエット
- 超オーバーサイズのアウター
- 太めのパンツ、比較的ボリューム感のある靴
ピークドラベル、肩パットのジャケットを超オーバーサイズで着ています。
セットアップに革靴、そしてオールブラックとキレイめな要素ががっつりありますが、過剰なオーバーサイズで思いっきりカジュアルに崩しています。
「キレイめなアイテムを緩いサイズ感で崩す」という着こなしは一気に上級者感が出ますね。
ボテッとした靴のチョイスもそうですし、リラックス感のあるシルエットもかなりトレンド感が強い。最高のコーディネート。
オールブラックは肌をがっつり見せる事で涼し気な印象に、秋にちょうどいい。
クラシックなジャケットは『オーバーサイズ』で着こなそう
今回のポイント
- クラシックなジャケットの特徴:『太いラペル』『肩パット』『ダブルブレスト(2列ボタン)』
- クラシックなジャケットはオーバーサイズを選ぶと今っぽく見えやすい
- 他はカジュアルなアイテムを選び、普段着らしさを出そう
総合して言えるのは、『クラシックジャケットのサイズ感はオーバーサイズが好ましい』と言う事。
いくらアイテム選びが良くていい服を着ていても、サイズ感によっては時代遅れなスタイルになってしまう。
クラシックなジャケットをジャストサイズで着ると『おじさん感』も出ますしね。
「ジャストサイズ」の基準も今は前より相当大きいので、サイズ感を緩めにアップデートしてみましょう。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
ブログの更新情報をいち早くチェックするならTwitterをフォロー!