ファッションスナップ 脱量産型する方法

普通に飽きたら『変な服』最高の着こなし集|モードとリアルのバランスとは【2022メンズ】

ゆうり

AMBIFACE管理人/メインライター。小さくて顔が丸い。 TV出演(BS12)やアパレルデザイン/販売の経験がある。

『無難にカッコいい服』は無難にカッコいい。

だけど、普通にカッコいい服を着ているうちは”普通にカッコいい”にしかならない。

 

個性を出して「死ぬほどオシャレ」になるなら、『変な服』を取り入れてみよう。

今回は『普通に飽きたら『変な服』最高の着こなし集|モードとリアルのバランス【2021秋メンズ】』。ファッションフリークが選ぶ最高の着こなしを紹介します。

 

『変な服』の魅力

https://shopthroat.com/products/rick-owens-ss20-tecuatl-megalace-thomas-joggers

変な服というと失礼ですが…これは客観的には紛れもなく『変な服』。Rick Owensのです。

今回のスナップではこれを”世界一オシャレに”着こなす男性が登場します。

 

「無難にカッコいい」の限界

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E440521-000/00?colorDisplayCode=34&sizeDisplayCode=004

『無難にカッコいい服』『誰が見ても良い感じの服』はありふれています。

ファッションを始める時、「これはダメ!」とか「こういうのを買おう!」とかいうのを見ますよね。…見ません?

 

無難にカッコいい服を着てれば無難にカッコよくはなれるけど、『死ぬほどオシャレ』にはなれない。なれるとしたらモデル級にカッコいい。

個性を出して『死ぬほどオシャレ』になるなら…変な服/他の人が着ないような服を着たり、他の人がしない組み合わせをする必要があります。

 

「とにかく奇抜ならOK」か?

というと…『とにかく奇抜になろう!』と勘違いされる方が出てきそうなので1つ断っておきます。

 

いくら個性があって、自分がいかに素晴らしいと思っている着こなしでも、他の人が理解できなければ「メチャクチャな服を着てる人」にしかなりません。

個性を出しつつ…やりすぎにならないようにしなければいけない。

 

その絶妙なバランス感覚が大切。

そのバランスが『モードとリアルのバランス』です。

 

写真で見たほうが早いので、さっそくスナップ解説に入ります。

 

『変な服』を制圧する最高の着こなし集【2021秋メンズ】

1.世界一わかりやすい『モードとリアルのバランス』

https://www.vogue.com/slideshow/paris-fall-2021-menswear-street-style

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・ロングコート、細身のパンツ、レザーブーツ、黒
    • カジュアル・・・過激なデザイン、ボリュームソール
  • シルエット・・・Yラインシルエット
    • ロングコート
    • 細身のパンツ、細身の靴

Rick Owensの紐がぐっちゃぐっちゃに付けられたパンツ。

かなりインパクトがありモード感(非日常着感)が強い。

 

そのモードを、ほとんどつまらないくらいの”よく見るロングコート”で普段着らしく。

https://shopthroat.com/products/rick-owens-ss20-tecuatl-megalace-thomas-joggers

◆Rick Owens SS20 TECUATL MEGALACE THOMAS JOGGERS
2750ドル(約300,000円)

 

非日常着で『モード』なパンツ、日常着で『リアル』なロングコートで『モードとリアルのバランス』を取った最高のコーデです。

「変な服を着るなら他をシンプルにしよう」という単純なロジックです。

 

パンツのデザインのインパクトが強すぎるため、それ以外は徹底的に”普通”に寄せて。

よく見る配色、よく見るシルエット。それぐらい他はつまらなくしないと、他の人からは理解できない。

 

https://www.vogue.com/slideshow/paris-fall-2021-menswear-street-style

「どうやって着るんだよこんなの…」となる服を、さりげなく取り入れられたら死ぬほどカッコいい。

 

そして、『やばい変な服』を着るなら他の部分は徹底的にシンプルにする必要があります。

これが『モード(変な服)とリアル(普通の服)のバランス』です。

 

2.派手な服を着るなら『他はシンプルに』

https://www.vogue.com/slideshow/copenhagen-fashion-week-street-style-spring-2022

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・ロングコート、スラックス、革靴
    • カジュアル・・・過激なデザイン、金髪
  • シルエット・・・Yラインシルエット
    • ロングコート
    • ゆるめのパンツ、細身の靴

右の方に注目。

アシンメトリーのコート。『ロングコート』というジャンル自体はキレイめですが、ちょっと変なデザインが入るとカジュアルに寄ります。

 

1枚目のパンツほどではないですが、これも十分モード感があるコート。

他の部分は出来るだけシンプルにして、モードとリアルのバランスを取ってますね。

 

アイテム自体はロングコート、スラックス、革靴とキレイめなものが多い。

”キメすぎ”にならないようにゆるめのサイズ感(特にパンツ)で適度にカジュアルに崩してます

 

シンプルに寄せているとは言え、モード感があるコーデ。

サングラスを掛けて短い金髪、ちょっと”いかつい顔面”にして服に着られないようにしています。

 

3.上品な上半身をワーク調に崩す

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・ダブルブレストのジャケット、ニット、モックネック
    • カジュアル・・・オーバーオール、ブーツイン、有彩色、ステッチ
  • シルエット・・・Yラインシルエット
    • オーバーサイズのジャケット
    • 太いパンツをブーツイン、細身のブーツ

上をジャケット×ニット×モックネックでがっつりドレスに仕上げて、下半身でワーク調に崩す。(モックネックはクルーネックとタートルネックの中間)

ステッチが印象的なオーバーオール、上半身部分を脱いで垂らして裾をブーツイン。

 

『ブーツイン』をするとカジュアルな印象に寄ります。ミリタリーとかだとブーツインしますからね。

また、足首部分がキュッと締まるのでほぼ強制的にYラインシルエットに出来る。

 

下を隠して上半身だけ見るとがっつりキレイめな感じ、下半身だけ見るとがっつりワーク調にカジュアルな感じ。分かりやすい。

 

パンツのデザインとシルエットが割と攻めているので、上半身はシンプルでキレイめにして「モードとリアルのバランス」が取れてます。

 

4.派手アウター × シンプルセットアップ

http://www.jaimetoutcheztoi.com/2019/01/31/uniqlo-u-ss19/#more-5486

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・6:4
    • キレイめ・・・シャツ、スラックス、セットアップ生地
    • カジュアル・・・スニーカー、短丈アウター、有彩色
  • シルエット・・・ゆるいYラインシルエット
    • 短丈でやや大き目のアウター
    • アンクルパンツ、スニーカー

左の男性に注目。

いい加減みんな見慣れてきたセットアップを着るなら、ちょっと変化を加えたこういう崩し方が良い。

 

単体で見ると色が派手派手な短丈アウターも、落ち着いた色みのセットアップと合わせればOK。

オレンジ(ほぼ赤)も茶色もいずれも暖色系なので、以外とまとまって見える。

 

こういう丈のアウターはシルエット作りが難しいので注意。

このスナップみたいに上から下にかけて絞られていくシルエットにするか…じゃなかったらもっと小さめか大きめを選ぶと難易度が下がる。

 

このアウターを本来の意味でモードと呼ぶかはちょっと微妙ですが、派手なのは間違いない。

派手すぎないように、「モードとリアルのバランス」を意識してシンプルにしてみましょう。

 

5.パンク精神 / ジェンダーミックス

https://www.wwdjapan.com/articles/978570

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・ロングコート、レザー素材、細身のブーツ、モックネックニット
    • カジュアル・・・デニム、切り替え、有彩色
  • シルエット・・・Yラインシルエット
    • ロングコート
    • 細いパンツ、細い靴

切り替えが印象的でやや”モード感”があるデニム。バランスを取るために他をキレイめに寄せつつ、デザイン自体はシンプルなものに。

 

一般的なメンズとしてみるとトップスはちょっとだけ奇抜ですが…ウィメンズとしてみてば落ち着いている。そしてこの方はそれを着こなしている。

へそ出しは今だと完全に”ウィメンズの服”ですが…別に関係ないですね。

 

ただ、華やかなピアスを付けるなど顔にもフェミニンさを忘れずにバランスを取る。

男性の顔が女性の服を着こなしていけないと皆が言うなら、顔を女性に寄せれば良い。男性が女性の服を着ているとみんなしかめっ面しますからね…。

 

つまらない枠組みをバカにして、自由に服を着るパンク精神がありつつ…それが皆に理解できるよう顔と服のバランスを取っている。ファッションの神髄です。

再現性があるかは分かりませんが、ファッションについて大事なことが隠れている。個人的にはすごく好きだし、みんなに知って欲しいので載せました。

 

『モードとリアルのバランス』で派手な服を着こなそう

  1. 個性を出すなら『変な服』
  2. 『他人への見え方』を意識して、”やりすぎ”な個性にならないように
  3. モードとリアルのバランスとは
    1. モード : 非日常着(変な服)
    2. リアル : 日常着(無難な服)
  4. 変な服を着るなら”他をシンプルに”してバランスを取ろう

個性を出すなら変な服。

変すぎてもやりすぎな個性。

 

『変な服を着て個性を出しつつ、やりすぎない』が大切。

変な服を着る時は『モードとリアルのバランス』を意識してみましょう。

 

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