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今が旬『Oラインシルエット』ダサく見せない着こなし解説【2022メンズ】

ゆうり

AMBIFACE管理人/メインライター。小さくて顔が丸い。 TV出演(BS12)やアパレルデザイン/販売の経験がある。

リラックスが好まれる今のトレンドでは、サイズ感は”ゆるめ”が好ましい。

上下共にゆるいと必然的にお世話になるのが『Oラインシルエット』です。

 

”まさに今が旬”のOラインシルエット。最高の着こなしスナップ集を解説します。

 

『Oラインシルエット』の魅力

https://nautica.jp/

Oラインシルエットとは、『上下共にオーバーサイズ』『靴でキュッと絞る』シルエットのこと。

靴の部分で絞ることによりメリハリを付けて、体型が美しく見える。

 

体型が美しく見える3大シルエットといえば「I」「Y」「A」ですが、それに並ぶシルエットがOラインシルエットです。

オーバーサイズは体の線が見えなくなり、体型が誤魔化せる。マスクを付けると美人/イケメンに見えるのと同じ原理です。

 

なぜ今『Oライン』がちょうどいいのか?

実は、Oラインシルエットは今に適したシルエットです。

 

今のトレンド的に、好まれるのは『リラックス』

体にぴったりフィットするサイズ感の服よりも、ある程度オーバーサイズでゆとりを持たせる感じがちょうどいい。

 

サイズ感にもトレンドの流れ、つまり『今カッコよく見えるサイズ感』というものがある。それが今は『リラックス』

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/13035/306787

LOUIS VUITTON 2016年 SS

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/69078/1195077

LOUIS VUITTON 2021年 AW

その流れはコレクションを見ても明らか。全体的なサイズ感、特にパンツの裾の溜まり方が全く違います。(デザイナーが変わった影響もありますが)

 

別のトレンドの軸として『クラシック』がありますが、重厚なジャケットのセットアップをゆるいサイズ感(そして色・柄)でカジュアルダウンするのが今の傾向ですね。

 

しかし、上下共にオーバーサイズだとどうしてもメリハリが付かず体型が美しく見えにくい。

そこで『Oラインシルエット』の出番です。

 

上下オーバーサイズのゆるゆるを足元で絞る事によってメリハリがあるシルエットに。

『誤魔化すところは誤魔化す、細く(≒美しく)見せるところは細く見せる』というのがシルエット作りの肝。マスクをした人が目元のメイクにこだわるみたいな。

 

Oラインシルエットの作り方を解説

今回のスナップ集は『Oラインシルエット』

ファッションフリークが選ぶ最高の着こなし集を例に、美しいOラインシルエットの作り方を解説します。

 

今が旬『Oラインシルエット』最高の着こなしスナップ集【2021秋メンズ】

1.『トップスのサイズ感』『パンツの裾』が超重要

https://nautica.jp/

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・シャツ、革靴、白
    • カジュアル・・・チノパン、オーバーサイズ
  • シルエット・・・Oラインシルエット
    • オーバーサイズのシャツ
    • ゆるいパンツ、細身の靴

オーバーサイズのトップスに、ゆるいパンツ。そして細身の靴で先端を絞る。超綺麗なOラインシルエット。

まずはローファーなどがやりやすい。

 

Oラインシルエット、というか今のトレンドで何よりも大事なのが『トップスのサイズ感』

みんな小さい!!!これくらいのゆるさで着るなら、思っている1.5倍のオーバーサイズを選んで良い。

 

ぼくは身長165cmですが、UNIQLOのシャツをこれくらいのサイズ感で選ぶと2XLとかそれ以上になります。

サイズ表記だけ見て「こんな大きいの着ないよ」と思うことなかれ。着丈が長すぎなければサイズがめっちゃ大きくても全然平気。

 

「オーバーサイズはだらしない」と思う人も多いでしょうし、実際カジュアル感は増す。だからこそキレイめなシャツをオーバーサイズで着るのがちょうどいいですね。

 

ボトムスも裾にちゃんとクッション(シワ)が溜まるくらいで。腰で履けばボトムスの膨らむ位置(腰から尻周り)が下がり、でかいトップスに馴染む。

 

2.『ダブルライダース』を大きく着て今っぽく

https://www.vogue.com/slideshow/best-street-style-paris-fashion-week-spring-2021-ready-to-wear/amp

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・8:2
    • キレイめ・・・レザージャケット、黒、革靴
    • カジュアル・・・オーバーサイズ
  • シルエット・・・Oラインシルエット
    • オーバーサイズの短丈アウター
    • ゆるいパンツ、やや細身の靴

ちょっとシルエットが分かりにくいですが…とても綺麗なOラインシルエット。

 

表情があるレザー素材やZIPなどのディテールが多いライダースは、装飾が好まれる今のトレンドにちょうどいい。

ライダースは細身だとロックな印象が強くなりますが、この方は思い切り大きくリラックス感を出して着ています。

 

素材が硬く身幅がしっかり膨らむレザージャケットはOラインシルエットに向いている。ミリタリーとか実用的なものもそうですね。

パンツはしっかり太めで、ややテーパード。靴で絞ってちょうどアルファベットのOになりますね。

 

レザー素材はキレイめな印象ですし、黒もキレイめな色。

これくらいキメても良いですし、靴をVANSとか細身のスニーカーにしてカジュアルダウンしても良い。

 

究極ベーシック『VANS オールドスクール黒』最高の着こなし集【2021秋メンズ】

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3.上下超オーバーサイズ、足元はサンダルで絞る

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/51265/885200

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・7:3
    • キレイめ・・・シャツ、ネクタイ、黒
    • カジュアル・・・キャップ、ナイロンアウター、ナイロンパンツ、サンダル
  • シルエット・・・Oラインシルエット
    • オーバーサイズのアウター
    • ゆるいパンツ、サンダル

VETEMENTS(ヴェトモン) 2020SSから。

ボンッとデカい上下に、足元はサンダル。サンダルは要するに素足がでるので、超細い靴と同じ。

 

ゆるーいオーバーサイズでも、キレイめな黒をベースにすればカジュアル過ぎずだらしなく見えにくい。

ネクタイも合わせてドレスアップに貢献していますね。

 

ちょうど今くらいの時期の晴れた日に、肌が出ない服を着てサンダルで肌を出して抜け感を出すみたいな着こなし超イケてると思います。

「サンダルは夏に履くもの」という常識があるので、ファッションにそこまで熱が無い人からしたら意味わかんないですけどね。

 

そういう「常識的にちょっとムチャな組み合わせ」は顔周りに気を遣えば強引にカッコよく見せられる。

菅田将暉が着ていたら、ちょっと変な組み合わせでもなんかカッコよく見えるのと同じです。

 

ブサイクとかイケメンとかはあんまり関係ないですが、『雰囲気のある顔』はやっぱり強い。

 

4.サイズ感で地味さを払拭、シンプルスタイル

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/22723/398424

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・8:2
    • キレイめ・・・シャツ、スラックス、革靴、白黒
    • カジュアル・・・明るいブラウン、オーバーサイズ
  • シルエット・・・Oラインシルエット
    • オーバーサイズのシャツ
    • ゆるいパンツ、細身の革靴

あんまり過激すぎないOラインシルエット。Iシルエットにも近いですね。

これくらいのオーバーサイズ感であれば、大人でも抵抗なく真似しやすいはず。

 

ただ、やっぱりパンツの裾にはクッションが溜まるくらいで。本当にココが重要。

リラックス感の出方がかなり変わってきます。

 

このまま革靴ならキレイめ寄りで『ちゃんとしてる感じ』ですし、スニーカーにしたらもう少しラフな普段着っぽい感じに。

シンプルだけど地味じゃない、ちょうどいいバランス。好き。

 

5.細い靴が無いなら『パンツの裾口で絞る』Oラインシルエット

https://www.gq.com/gallery/street-style-milan-fashion-week-men-fall-2018/

コーデ分析

  • キレイめ:カジュアル・・・8:2
    • キレイめ・・・ロングコート、シャツ、セーター、
    • カジュアル・・・ストライプ、スニーカー、ネイビー
  • シルエット・・・Oラインシルエット
    • ロングコート
    • 太いアンクル丈のパンツ、スニーカー

細い靴じゃなかったら、太いアンクル丈のパンツで『裾幅とスニーカーの幅の差を作る』イメージで。足首部分で絞っている印象になります。

ロングコートだとYラインに近づきますね。というかポーズによってはYになったりOになったりだと思います。

 

ネイビーは有彩色ですが、黒にかなり近いのでカジュアルな印象は薄い。そして黒ほど重く見えない。

 

2018年の写真ですしシルエット的には「かなりトレンドライク」という訳ではありませんが、似合っていればあんまり関係ない。

 

もっと今っぽくするならばアウターをもうちょっと大きくバサッと羽織る感じで、靴をエンボス(型押し)のローファーにするとか。

 

Oラインシルエットで2021年を楽しもう

  1. 上下オーバーサイズ、”靴で絞る”『Oラインシルエット』の基本。
  2. リラックスが好まれる今、Oラインシルエットは活躍の機会が多い。
  3. トップスのサイズ感は『思っている1.5倍大きい』、パンツは『裾にクッションを溜めて』
  4. まずはローファーやVANSオールドスクールで挑戦

リラックスが好ましい今のトレンド。オーバーサイズが多くなり必然的にOラインシルエットが活躍します。

 

抵抗が無い方は『上下を思いっきり大きく』してサイズ感で差別化する着こなしもオススメしたい。

どんな服でもサイズ感で良く見えたり逆に台無しになったり。今らしいサイズ感を身に付けよう。

 

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