カジュアルな印象があるボーダー柄。何となくですが…「ダサい」といわれがち。
しかし食わず嫌いするのは非常にもったいない。とても魅力的な柄であり、取り入れる人が少ないので差別化しやすい。
無地に飽きた方はぜひチャレンジしてほしい。
今回は『ダサいと言われがちな『ボーダー』最高の着こなし集【2021秋メンズ】』。最高の着こなしを解説します。
CONTENTS
意外と知らない『ボーダー』の魅力

ボーダー柄というと、横向きの縞々模様を差します。縦はストライプ。(海外だとどっちもstripesです)
ボーダーの魅力は、一言でいうと『カッコつけずに足せる装飾』です。
子供服でもよくありますし、なんとなく”可愛い”印象がある。
装飾を足しつつも、ギラギラのアクセサリーとは異なりカッコつけている感じが出にくい。
もう1つの特徴は『カジュアル』であること。(同じく縞模様のストライプ柄は、ビジネスでも使われるようにカジュアルな印象は薄い。)
キレイめなコーディネートを嫌味なくカジュアルダウンできる効果があります。
百聞は一見に如かず。実際にファッションスナップを参考にボーダーの魅力と使い方を解説します。
『ボーダー』最高の着こなし集【2021秋メンズ】
1.モードなパンツを親しみのあるボーダー柄で
https://www.vogue.co.uk/fashion/gallery/copenhagen-fashion-week-street-style-spring-2022/amp
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・ニット、革靴、白と黒
- カジュアル・・・ボーダー、特殊なデザイン、有彩色
- シルエット・・・ゆるいIラインシルエット
- ジャストサイズのトップス
- やや緩いパンツ、細身の靴
ボーダー柄のモヘアニット。
モヘアニットは独特のモケっとした表情があり、装飾的な素材。さらにボーダーも装飾になる。
ボーダーニットは、”ボーダーのカジュアル感”×”ニットのキレイめ感”で使いやすいのでぜひ手に入れたい。
冒頭で述べたように、ボーダーの良さは『カッコつけずに装飾を足せる』ということにあります。
カッコつけない、とはつまり『日常着』の印象に近いということ。
全身をゴリゴリの非日常着で固めると普段着としては適さなくなりますし、日常着すぎるとファッショナブルに見せるのが難しい。
このスナップだと、”日常着感”のあるトップスと”モード感”のあるパンツでバランスを取ってますね。
日常着と非日常着のバランスを取るのは、『リアルとモードのバランス』と呼びたい。
2.極太ボーダーをオーバーサイズでゆるく着る
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・ニット、白と黒、革靴
- カジュアル・・・ボーダー、デニム、オーバーサイズ
- シルエット・・・Oラインシルエット
- オーバーサイズのトップス
- オーバーサイズのパンツ、細身の靴
AJOBYAJO 2019AWから。
こういう太いボーダーも良い。カート・コバーンがライブの時に着ていたやつみたいで好きです。
グランジのルーツを感じるけど、今カッコよく見えるようにサイズ感はリラックスで。
全体もモノトーンなのでカジュアルになりすぎない。オーバーサイズはカジュアル感が強いので、色でバランスを取るといいですね。
こういうサイズ感のデニム、古着で探すとよくあります。ただ腰がダルダルなので、ベルトで無理やり締めて履きましょう。
3.ボーダーの『ラグビーシャツ』も良い
https://nautica.jp/coordinate/2021-spring-summer/
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・5:5
- キレイめ・・・ポロシャツ、白
- カジュアル・・・ボーダー、スウェットパンツ、ボリューム感のあるブーツ
- シルエット・・・Yラインシルエット
- 超オーバーサイズのトップス
- ゆるめのパンツ、ゆるい靴
NAUTICA 2021SSから。大好きな長谷川昭雄さんのスタイル。
超オーバーサイズのラグビーシャツ。ボーダーポロシャツのラグビーシャツは個人的に今好き。
トップスが超ゆるいので、ボトムスと靴はそこまで細くなくてもYラインシルエットが成立する。
オーバーサイズのラグビーシャツは古着で探すと、安いとこなら2000円とかで手に入ります。
襟があるポロシャツはTシャツよりもキレイめな印象が強く、だらしなくなりすぎない。
カジュアル寄りで若者感が強いですが、靴を革靴にしたりボトムスをスラックスにすれば大人でも真似できる。
あとは顔がやはり重要ですね。
最近のNAUTICAはマジでオススメ。チノパンとかがめちゃくちゃいいサイズ感で好きです。
4.ボーダーの可愛い印象 × モード感
https://hypebeast.com/2020/8/ajobyajo-fall-winter-2020-lookbook
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・黒、革靴
- カジュアル・・・ボーダーT、オーバーサイズ
- シルエット・・・Oラインシルエット
- オーバーサイズのトップス
- オーバーサイズのパンツ、細身の靴
AJOBYAJO 2020 AWから。トップスの柄の切り替えや、重めの色使いでモード感を足して。
日常着(リアル)なボーダーを非日常着(モード)に落とし込んだトップスですね。
ボーダーはやはりカジュアルな柄なので、全体の色使いを黒などモノトーンに寄せてキレイめな印象を足すと着こなしやすい。
革靴でもキレイめな要素を足しています。
極めつけはサイズ感。やはりダルダルのオーバーサイズで、今のトレンドに好ましい『リラックス感』を出してます。
スタイルとしてはややモードよりで”強い”ので、それに負けないようにスキンヘッドで”強い”顔に。当然ですがモデルさんはやっぱりカッコいいですね。
5.アクセサリーの嫌味は『ボーダー』『顔』で制圧
https://www.vogue.de/mode/galerie/streetstyle-paris-menswear
コーデ分析
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・黒と白、ニット
- カジュアル・・・ボーダー、スニーカー、ボディバッグ、サングラス
- シルエット・・・ゆるいIラインシルエット
- ジャストサイズのトップス
- ゆるいパンツ、細身の靴
ボーダーの魅力がよく分かるコーデ。
アクセサリーなどの装飾は増えれば増えるほど、着飾った嫌味な印象が強くなる。そこにボーダーで親しみやすさをプラス。
小物やアクセサリーもそうですし、柄やパンツの素材などの装飾が多い。
その装飾に負けないように、短髪でサングラスをかけて”いかつめ”の顔面にしていますね。
コーデとしてはかなり遊びが効いて”強い”ですが、顔の雰囲気のおかげで全く服に着られていない。
『ボーダー』で秋のファッションを最高に楽しもう
- ボーダーは『カジュアル』な印象の柄
- 『カッコつけずに装飾を足せる』が魅力
ボーダーはカジュアルな印象がある柄。
ちらっと書きましたが、ニットやポロシャツなどキレイめな印象がある服がベースであればカジュアル過ぎず使いやすい。
個人的には太いボーダーが一押し。
古着で探せばたくさんありますし、ボーダーはあんまり人気が無いのか意外と安い。オススメです。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
ブログの更新情報をいち早くチェックするならTwitterをフォロー!