テーラードジャケットといえば、フォーマルな印象がありメンズでは定番のアウター。
ただ、一歩間違えると『仕事着』に見える。
今回は、『どう崩す?『テーラードジャケット』最高の着こなし集【2021秋冬メンズ】』。
「フォーマルなテーラードジャケットをどうカジュアルダウン(崩す)か?」を見ていきましょう。
CONTENTS
『テーラードジャケット』最高の着こなしスナップ集【2021秋冬メンズ】
1.テーラード×デニムはド定番
https://www.vogue.co.jp/popup_collection/margaret-howell/19aw-rtw/runway
コーデ分析
- フォーマル:カジュアル・・・7:3(程よくキレイめ:大人に理想的)
- キレイめ・・・ジャケット、モックネック、ローファー、テーパードシルエットのパンツ
- カジュアル・・・ジーンズ、ソックス見せ、ロールアップ、有彩色
- シルエット・・・Oラインシルエット
- ジャケット
- テーパードシルエットのパンツでソックス見せ、細身の靴
「ジャケット×デニム」は定番ながらもバランスに優れた合わせ。定番なのには理由があります。
デニムは綺麗なテーパードで、ソックスが見えるように。足首部分が出るとメリハリが付きますね。
寒くてロングコートを着るなら、フォーマルなロングコートを足す分他でカジュアル要素を足してみましょう。
例えばここに「ロングコート+キャップ」や、「ロングコート+色落ちのあるジーンズ」を足す等。
野暮ったいパンツを見違えさせるテク
野暮ったいシルエットのパンツが会ったら、裾幅を詰めてロールアップすると良いですね。
”幅を折ってから”それを巻き込むようにロールアップ。

こういうことです。
野暮ったいシルエットのパンツでも、裾がすっきりしてると細身に見えますよ。
2.スポーティで崩す
https://www.vogue.com/slideshow/tokyo-fashion-week-spring-2018-street-style?epik=dj0yJnU9VXpkMkpJYXJ3WkhHVWJuQy1FWjFIenFwWEFlMmRKYkMmcD0wJm49eUFrRzlrQXdUQlhmZkxWbzBTM0xXZyZ0PUFBQUFBR0dWbFRZ#90
コーデ分析(左の方)
- フォーマル:カジュアル・・・7:3(程よくキレイめ:大人に理想的)
- キレイめ・・・白と黒、ジャケット、ブーツ
- カジュアル・・・無地Tシャツ、スポーティ
- シルエット・・・Oラインシルエット
- ジャケット
- やや太めのパンツ、ブーツ
フォーマルなジャケットに、スポーティーな配色のパンツ。
パンツはやや太いが足首がキュッと絞られる「バルーン型」のシルエットに、ロングブーツで足首を細く見せてメリハリが付いてます。
全身がただ太いだけだとシルエットとしては崩れたものになる。
シルエットであえて崩す着こなしもありますが、体型を美しく見せるにはメリハリを付けるのが重要です。
ジャケットにジャージなどスポーツ感を合わせるの、たまーに「ダサい」ていう人がいますが…ぼくはダサいとは思いません。
ただ、違和感を抱く人がいるのも事実。
上手く馴染ませるには、配色を似せましょう。このコーデだと、パンツとジャケット、いずれも基本が黒ですね。
3.スウェットパンツ×スニーカーで崩す
https://www.drakes.com/usa/editorial/aime-leon-dore-for-drake-s-2020-lookbook/
コーデ分析
- フォーマル:カジュアル・・・7:3(程よくキレイめ:大人に理想的)
- キレイめ・・・ジャケット、シャツ、ネクタイ、白と黒
- カジュアル・・・スウェットパンツ、スニーカー
- シルエット・・・Yラインシルエット
- ジャケット
- やや細身のパンツ、スニーカー
「ジャケット×シャツ×ネクタイ」とフォーマルな上半身に、「スニーカー×スウェットパンツ」とカジュアルな下半身のコーデ。
『ジャケットにスウェットパンツを合わせる』という着こなし、意外とやっている人が少ない。海外スナップだと定番なんですけどね。
多分今の時期だと寒いので、この上からアウターを着てみましょう。
トレンド感を求めるならレザーアウターかミリタリー、もしくはフォーマルにチェスターやトレンチなどのロングコート。
ここでも「見慣れない合わせは色を揃える」というテクが活きてます。
自分がいくら「これはオシャレなんだ」と思っていても、周りはそうは思ってくれないかもしれない。
自分の為だけにファッションをしているのか、他人も含めてファッションをしているのか。人からオシャレだと思って貰うには、常に『やりすぎない』が大切です。
4.アンクル丈パンツ×ハイカットスニーカーで美しいシルエットを
https://iamsumy.tumblr.com/post/167317534163
コーデ分析
- フォーマル:カジュアル・・・7:3(程よくキレイめ:大人に理想的)
- キレイめ・・・ジャケット、細身の靴、白と黒
- カジュアル・・・Tシャツ、アンクル丈パンツ、ハイカットスニーカー
- シルエット・・・Yラインシルエット
- ジャケット
- アンクル丈のやや太いパンツ、ハイカットスニーカー
やや丈が長いジャケットに、シンプルなアンクル丈のパンツとハイカットスニーカー。
やっぱり「足首部分を細く見せる」はシルエット作りの定番です。
デザインが少なくミニマルな印象。逆にこういう合わせが玄人に見えたり。
これはジャケットの色が肝ですね。黒だとキレイめ過ぎるし、地味すぎる印象が強くなる。
やや色が入っていて、やりすぎず普段着らしくしながらも、程よく装飾がある。あくまで『普段着の範疇』で装飾的です。バチバチにオシャレですね。
5.サイズ感で崩す。『ゆるいYライン』が旬
https://www.wwdjapan.com/articles/541762
コーデ分析
- フォーマル:カジュアル・・・7:3(程よくキレイめ:大人に理想的)
- キレイめ・・・ジャケット、高いネック、落ち感のある素材
- カジュアル・・・ゆるいパンツ、スニーカー、有彩色と柄
- シルエット・・・Yラインシルエット
- しっかりオーバーサイズのジャケット
- ゆるいパンツ、スニーカー
オーバーサイズのテーラードジャケットに、ゆるめのパンツ。
『Yラインシルエット』というと細身のパンツ!な人が多いですが、トップス/アウターがしっかり大きければパンツはゆるめでも作れる
ゆるいシルエットはカジュアル感があり、細身はフォーマル感がある。
つまり、全体のシルエットをゆるめにすることでもカジュアル要素が足されるということ。
シルエットを左右する『サイズ感』『ボリューム感』は相対的に決まります。
「着丈何cm以上」とか「サイズ〇〇以上」がシルエットを決めるんじゃなくて、なんでも他との対比によって決まる。
ゆるめのパンツでも、トップスがそれ以上に大きかったら”相対的には細い”ですし、逆もそう。
こういう『ゆるYラインシルエット』は、リラックスが好まれる今のトレンドにも最適。
宣伝ですが、最近始めたAMBIFACE MARKET(マーケット)でもオーバーサイズのテーラードを出すのでどうぞ。
テーラードジャケットを攻略!
- テーラードジャケットは『フォーマル』
- どう崩す(カジュアルダウン)するか?
- カジュアルなパンツを合わせるのが基本
- ジーンズ
- チノパン
- スウェットパンツ
- 上級者は『ゆるいサイズ感』で崩そう
以上、着こなし解説でした。
そういえば、AMBIFACE MARKET(アンビフェースマーケット。略称AFM)というサービスを始めます。
『探すのが難しい古着を簡単にコスパ良く』×『動画でのアイテム解説』がテーマ。
ネット通販にありがちな『誤魔化し写真』とか「どんな服かイマイチ分からない」という問題を解決します。
ここで解説した内容に沿ったアイテムセレクトにします。
AMBIFACE読者の方が着こなしやすそうなアイテムだったり、レザー系などトレンド感があるものをセレクトします。
というか、ぼくの私物です。なのでちゃんとぼくが「着よう」と思えるものしかありません。
気になった方は覗いてみて下さい。アイテムはこれからたくさん追加します。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
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