白スニーカーはシンプルで馴染みのある靴。
「今さら履かない」という方もいそうですが、実は秋に大活躍します。
今回は『秋スタイルに涼しさを『白スニーカー』最高の着こなしスナップ集【2021メンズ】』。
最高の海外スナップを参考に、今したい秋の着こなしを解説します。
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ベーシックだけど便利な『白スニーカー』
白のスニーカーはベーシックで馴染みのある靴。ほとんどの人が手に取ったことがあるはず。
『今さら履かないよ』っていう方も居そうですが、やっぱり白スニーカーは便利です。
靴に限らず『白』はコーデの中でとてもいい働きをしてくれる色です。
色にはイメージがある
色には何となくイメージがあり、例えばカーキや濃いブラウンは『土臭い』印象。ミリタリーでもよく使われる色ですね。
全身をカーキでまとめると土臭さが強すぎたりする。そういう時に使えるのが白です。
白は清潔な印象がある色であり、土臭いカーキなどと相性がとても良い。
ミリタリー系と合わせる時、白はとても重宝します。
色の『軽い』『重い』
色には軽さ・重さがあります。
黒は一番重い色ですし、白は軽い色。
…軽いとか重いとかって何だ?
『軽い色』には”涼しい印象”があります。
逆に、『重い色』には”暖かい印象”があります。
https://www.vogue.fr/vogue-hommes/fashion-week/diaporama/street-looks-la-fashion-week-homme-printemps-t-2016-de-milan/21126#street-looks-homme-milan
例えば夏に重い色である『黒』で全身を固めていたら”何となく暑そう”に感じるものです。
その暑そうな印象を消すために、反対の『軽い印象』な白を入れたり、肌が見える面積を増やして”涼しさ”をプラスします。
今の季節は秋。(東京なら)『すごく暑くもないけどすごく寒くもない』という微妙な季節。
白スニーカーは、季節感が難しい秋のファッションの『涼しさ/暑さ』を調整するのに役立ちます。
見たほうが早い。スナップを用いて解説していきます。
『白スニーカー』最高の海外着こなし集
1.黒スタイルを白スニーカーでカジュアルダウン
https://www.vogue.com/fashion-shows/fall-2020-ready-to-wear/jil-sander/
コーデ分析(左)
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・シャツ、スラックス、白と黒
- カジュアル・・・スニーカー、オーバーサイズ
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのシャツ
- ゆるいパンツ、やや細身の靴
左に注目。JIL SANDERのデザイナーのルークメイヤー氏です。
黒のシャツに黒のスラックス。キレイめなアイテムをややゆるいサイズ感と足元の白スニーカーでカジュアルダウンしています。
黒の面積が多くても、足元に白があれば重く暑苦しい印象になりすぎない。
もともとストリートのルーツがあるデザイナーなので、クリーンながらも着崩し方にちょっとカルチャーを感じられていいですね。
服に特別で分かりやすいデザインが無くても、サイズ感さえしっかりしていればカッコよく見えるのが分かります。やっぱりちょいゆるめがカッコいいですね。
2.カーキの『土臭さ』と黒の『重さ』を、白で払拭
https://www.ocarafashion.com/2020/06/29/men-jacket-jaquetas-masculinas-2020/
コーデ分析(左)
- キレイめ:カジュアル・・・6:4
- キレイめ・・・黒と白、細い靴
- カジュアル・・・短丈アウター、アンクル丈、スニーカー、ニット帽
- シルエット・・・Oラインシルエット
- オーバーサイズの短丈アウター
- アンクル丈で太いパンツ、細身のハイカットスニーカー
腰回りを膨らませて、細身のハイカットスニーカーで足首部分を絞って見せる『Oラインシルエット』のコーデ。
黒の重さとカーキの土臭さを、足元の白で軽く涼しく、そして清潔な印象に。
靴に限りませんが、やっぱり白はアースカラーと相性が良い。土臭さ×清潔さのバランスがいい感じ。
全身をモノトーンに近くまとめればカジュアルなアイテムが多くてもだらしなく見えない。
ハイカットの靴はとても便利。シルエットに困ったときはとりあえず足首部分を細くすればOK。
https://shop.converse.co.jp/shop/g/g32960560210/
細いハイカットのスニーカー。コンバースなら安く手に入りますし、やっぱり便利だと思います。
3.アースカラーを白で軽く
https://fromluxewithlove.com/40-fall-street-style-outfits-to-inspire/
コーデ分析(左)
- キレイめ:カジュアル・・・7:3
- キレイめ・・・ジャケット、スラックス、ベスト(?)
- カジュアル・・・スニーカー、有彩色、柄
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのジャケット
- ややゆるいパンツ、細身のスニーカー
女性ですが男性でも真似できます。
上半身を装飾多めで情報量が多いので、下は割とシンプルに。スニーカーでカジュアルダウンしつつ、軽さもプラス。
こういう使い方が出来るのは、適度に細身でデザインが少ないエアフォース1ですね。(⇒解説)
柄が多いですが、どれもシャツやニットベスト(?)などキレイめなアイテムが基盤。カジュアルになりすぎない。
色の数は多いですが、『グレーに近い薄いオリーブ系』『白系』『オレンジ系』にまとまってて全体としては統一感がある。
『リレーション』の超上級者です。
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パンツはゆるいながらも落ち感のある素材で、裾に溜まるクッション(シワ)が目立ちすぎない。
柔らかい素材なら自然なクッションが付きます。硬い素材だとシワが上まで及んでシルエットが崩れる。
こういう着こなし、今の日本でも好きな人が多そうですね。
肩パッドの入ったジャケットはクラシックな印象で、トレンド的にもちょうどいい。
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4.ニットの『暖かさ』×白の『涼しさ』
https://www.vogue.fr/vogue-hommes-en/galerie/street-style-inspiration-16-on-trend-sneakers-to-wear-this-winter?echobox=1548689954&utm_medium=social&utm_source=facebook
コーデ分析(左)
- キレイめ:カジュアル・・・5:5
- キレイめ・・・ニット、細身のパンツ、白
- カジュアル・・・デニム、スニーカー、有彩色、柄、バケットハット
- シルエット・・・Yラインシルエット
- オーバーサイズのトップス
- 細身のパンツ、細身のスニーカー
モケッとして暖かそうなニットと、涼し気な印象がある白。
この暖かさ×涼しさのバランスが秋にちょうど良い。暖かさ全開だと「冬」になるし、涼しさ全開だと「夏」になりますから。
秋にニットやロングコートなど”冬らしい”アイテムを使うなら、どこかで白を入れるか肌を出して適度に涼しくしてみてください。
トップスはしっかりオーバーサイズのニットで、パンツと靴は細身で王道のYラインシルエット。
デザインなど他の部分でしっかり差別化しているので、シルエットはシンプルでOK。どっちも個性的だと”やりすぎ”になりかねない。
有彩色が多く、デニムとスニーカーでカジュアル寄りのコーデですが…顔が大人っぽいのでバランスが取れている。
ヒゲが生えている方ならこのバランスでもいいですが、じゃなかったらサングラスを掛けて顔を強くするか…靴を革靴にして定石通り『7:3』のバランスでいいかも。
『白スニーカー』を攻略して秋らしいスタイルを楽しもう
- 白は『軽い/涼しい』、黒は『重い/暖かい』
- 冬物や黒などの”暑苦しさ”に、白で『涼しさ』をプラス
- アースカラーの『土臭さ』×白の『清潔さ』
文字数が多くなりすぎたので、今回はこの辺りで。
白は『軽く清潔な印象』がある色。
ということは、コーデが『重くて土臭い』時に白を入れればバランスを調整できる。
スニーカーに限らず、白はとても便利な色。
上手く取り入れて、秋らしいスタイルを楽しんでいきましょう。
最近YouTube始めたよ
中の人のゆうりです。最近YouTube始めました。テキトーにやってます^^
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