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ファッションスナップで定番、色合わせテクニック「リレーション」とは

ゆうり

AMBIFACE管理人/メインライター。小さくて顔が丸い。 TV出演(BS12)やアパレルデザイン/販売の経験がある。

ファッションを始めてしばらくは、どうしても黒に頼ってしまってインナーも白などどうしてもモノトーンで無難な印象になりがちです。

シンプルなのもカッコよくていいんですが…もしそこを脱して一歩進んでみたい場合、色をうまく取り入れるのが1つの手段です。

 

だけど、色を取り入れるといってもどうやったらうまくいくのかわからない方も多いでしょう。

そこで今回の記事では、コーディネートに色を取り入れる際に役立つ考え方である「色のリレーション」について説明していきます。 

 

色合わせのテクニック「リレーション」とは?

リレーションとは違うアイテムで同系色を使う方法

色を組み合わせるときに役立つ”リレーション”の色使い【メンズファッション】

ファッションにおいて、色のリレーションは「違うアイテムで同系色を使う」という方法です。

 

具体的には、例えば赤のスニーカーを履いたとして一緒に赤のボトムスを履いたり、赤のキャップをかぶったりする感じです。

 

あくまで”同系色”なので真っ赤には真っ赤…という組み合わせだけでなく赤に近いオレンジのようにちょっとくらいなら違う色でもリレーションは成立します。

 

これは海外のファッションスナップなどを見るとかなりの割合の方がやられているテクニックなのですが…日本だとあんまりやっている人はいないような気がします。

 

リレーションのメリット

リレーションすることによるメリットは、主に以下の2つです。

 

リレーションのメリット

  • 統一感が出る
  • 色をたくさん使ってもカジュアルになりすぎない

 

メリット1 統一感が出る

まず同系色を全身に散りばめて使うことで、統一感のようなものが出ます。

 

正直、統一感とかいう感覚的で理解しにくい言葉はあんまり使いたくないのですが…こう表現するしかないかも。

 

統一感が出ると一気にコーディネートのレベルが上がります。

 

これを説明するために、まずファッションの性質の1つについて説明させてください。

 

周りと”少しだけ”違うとオシャレに見られやすい

ファッションというのは、人と少し違うから評価されるものです。

例えば中学校や高校を思い出すとわかりやすい。

 

学校だとほとんどの場合は制服を着ますよね?

例えば男の子だったら学ラン、女の子だったらセーラー服、みたいにみんなで統一した服装をすることで「同じ学校の生徒である」という属性を表しています。

 

そこでちょっとだけ反抗心のある子どもはシャツのボタンをちょっと開けて着崩したり、ベルトを指定のものじゃなくて自分で買ったものを付けたりしてみるわけです。

 

そうして、「制服なんだけと皆とはちょっとだけ違う」という状況を作り出してオシャレを目指すわけです。

 

ここで重要になるのが”ちょっとだけ違う”ということです。

 

例えばオシャレを目指すため皆と飛び切り違う格好をしよう、と思って高校生が学校にゴリゴリのストリートファッションで行っても、オシャレだなとは思われません。

 

学校という場においてストリートファッションはあまりにも逸脱しすぎてただの「奇抜」になってしまうからです。

 色を組み合わせるときに役立つ”リレーション”の色使い【メンズファッション】

例えばこのスタイル、カッコいいですけど制服がある学校には絶対着ていかない。

これが成立しているのは道端だからで、学校では成立しない。

ファッションでは「あまりにもかけ離れてはいないんだけど皆とはちょっと違う」のが客観的にはオシャレだと評価されやすいのです。

 

リレーションは「一味違う」を作れる

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色のリレーションを使って統一感を出せると「皆とはちょっと一味違う」という状況を作れます。

 

色を使おう!と思って原色を沢山使うとそれは「奇抜」になりますが、色を使うんだけどその使い方が皆とちょっと違うと客観的には「オシャレ」になるんです。

 

奇抜なのもぼくは好きなんですが…「やっぱり客観的にオシャレに見せる」となるとあんまりやりすぎだと上手くいきにくいんです。

 

メリット2 色を広い面積で使ってもカジュアルになりすぎない

  色を組み合わせるときに役立つ”リレーション”の色使い【メンズファッション】

リレーションの2つめのメリット、カジュアルになりすぎない。

 

色やデザインが派手なアイテムを着る時は、他の部分をシンプルにするのが定石。

が、だからと言って他の部分の組み合わせがみんな黒ばかりだと飽きてしまうかも知れない。

 

そういう時に役立つのがリレーションです。

例えば色が原色の緑だとか派手なコートを着るとして通常は他を黒などシンプルにしますが、リレーションを用いれば他の部分でも色を取り入れやすくなります。

 

「コートも派手なのに他の部分にも色を使ったらやりすぎにならない?」と思うかも知れませんが、リレーションを活用するとそんなにやりすぎにはならないんですね。

なぜかというと、「色数」は増えないから。

 

リレーションを使うと色数を抑えられる

色数とは名の通り、コーディネートに使われる色の数のこと。

 

色数は増えれば増えるほど、カジュアルな印象になります。

 

リレーションとは、「同系色を違うアイテムで使うこと」でしたね?

言わずともわかるかもしれませんが、リレーションを使うことによって色を使う面積を増やして脱地味ができるのと同時に色数を抑えられるのでカジュアルになりすぎない。

 

リレーションを使った色合わせのやり方

リレーションのやり方

 色を組み合わせるときに役立つ”リレーション”の色使い【メンズファッション】

では、実際にリレーションのやり方について説明します。

 

まず同系色のアイテムを集める

リレーションをするには、とにもかくにもまず同系色のアイテムをそろえなければなりません。

 

買い物の時点でもうコーディネートは始まります。

 

で、いきなり全身同じ色にするのも難しいかと思いますのでまずは

・好きな色

・もともと持っているアイテムの色

などをベースに

・靴やサングラスなど小物

・シャツやTシャツなど安価なトップス

から集めていくといいかなあと思います。

 

アイテムの一部の色とでもリレーションは出来る

色を組み合わせるときは”リレーション”がオススメ【メンズファッション】

で、例えば真っ赤のシャツとか真っ青なスニーカーみたいにアイテム全体がおんなじ色でなくとも、一部に色が使われていればその色とリレーションすることができます。

いきなり原色のシャツとか買うと着るのにちょーっと勇気がいるかもしれませんので、まずは一部だけ色が入っているものから始めるのもいいでしょう。

 

そういう意味では、切り替えが多くて色が多めに使われているスニーカーとかがいろんな色でリレーションしやすいのでやりやすいかも。

 

全く同色じゃなくても同系色であればリレーションOK

まったくの同色じゃなくともリレーションは成立します。

 

あんまりにも違うとリレーションではなくなりますが、似ている同系色であればまずはOKです。

 

どれくらいが似ている色になるか、っていうとこれまた難しいのですが…

 

 色を組み合わせるときは”リレーション”がオススメ【メンズファッション】

ひとまずは細かめの色相環を見た時に隣り合わせの色同士、というのを基準にするとやりやすいかも。

 

服以外でもリレーション可能

 色を組み合わせるときは”リレーション”がオススメ【メンズファッション】

リレーションは服に限らず、サングラスでもバッグでも、肌でも髪の毛でも靴紐でもできます。

 

要するに身についているものであれば基本できます。

 

ここも意識できるとかなりレベルアップできるでしょう。

 

リレーションを意識した色合わせのコーディネート解説

実際にリレーションを意識するとどういうコーディネートになるかを見てみましょう。

 色を組み合わせるときに役立つ”リレーション”の色使い【メンズファッション】

まずはこの方。冒頭にも載せましたね。

 

この方は主に オレンジを意識してリレーションされています。

 

コートの柄の色とインナー、靴で色を合わせられていますね。

この方のコーディネートは良いお手本です。

 

 

 色を組み合わせるときは”リレーション”がオススメ【メンズファッション】

次はこれ。ぼくです。ちっちゃいですね。

このコーデを組むとき、この色数が多いカーディガンを基本に考えてみました。

 

このカーディガンの色は、

・▢白

 クリーム

 

 水色

 ワインレッド

 オレンジ

の計6色です。

 

それで、まずは 

ボトムス

スニーカーのペイント

で合わせました。

  

次に▢白

シャツ

スニーカーのソールと靴紐

で、

 

そして クリーム

スニーカーのアッパー(ソールじゃない上の部分)

でリレーションしました。

 

このカーディガンのように色数が多いアイテムでも、こうやって他のアイテムで細かめに色を合わせてあげることでコーデの中で浮きにくくなります。

 

 

リレーションのまとめ

ここで今回の記事をざっとまとめてみます。

 

・リレーションとは違うアイテムで同系色を使う色合わせの方法。

・リレーションを使うと色を入れつつ色数を抑えられる。

・全くの同色でなくとも同系色であればリレーションは成立する。

・リレーションは髪やバッグなど服に限らず身につくもので可能。

 

モノトーンに飽きて色を使ってみたいな、と思ったときはリレーションについて思い出してみるとコーディネートを組むときに役立つと思います。

ぜひ試してみてください。

 

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